2026.03.31
春野菜と「御出汁」。
新年度を向かえるなか、
私達、お弁当作りも、日本の食文化を振り返り、
初心(リスタート)の気持ち、季節でもあります。
禅に、三徳六味という言葉があります。
日本の六味とは、苦味、酸味、甘味、辛味、塩味、淡味です。
インドでは、苦味、酸味、甘味、辛味、塩味、渋味となり、
日本食では、ココの苦味と渋味が一つにまとまり、
そこに、日本文化では重要となる「淡味」が加わりました。
この淡味というのは、食材自身の本来持つ旨味、そのもので、
所謂、生成の味を最大限に引き出す為の淡い味という意です。
この生成の味を巧みに引き出すのが、和食の特徴です。
食材そのものと自分の味覚(心)が共鳴した瞬間に、
本当の美しさ、美味しさが生まれてきます。
日本人は、素材そのものの味を非常に敏感に感じとり、味わう
ことができる卓越した舌(味覚)を持っています。
淡味は、日本人の繊細な舌にあった美しい味、そのものです。
美味しいとは:美しい味と書きます。
この新春に合わせつつ、私達も、この美しい味を求め・・・
働く皆様に、少しでも奥深い淡味を届けるよう努力します。
話を戻し、以下、三徳が加わり、調理する心が融合します。
経輭(きょうなん):軽くあっさりと柔らかさが込められる事
浄潔(じょうけつ):清らかで穢れがなく愛に溢れている事
如法作(にょほうさ):天意に叶った調理がなされている事
先人の教えは、
この三徳と六味が揃って始めて、調理が完成すると言います。
この季節、初心に振り返り、「氣」を引き締め、
春からのお弁当作りに、頑張って行こうーっとなるのです。
私達、ジャパベンの大切な心得でもあります。





From : Japaben , Shiodome & Otemachi.
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