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2016.06.15

櫻花の「手仕事、感謝です。」

ニッポン文化の一つとして、開業より手仕事にこだわる手間暇の心得があります。

昔々、商社の方からお聞きしたお話で、ヨーロッパの食品メーカーさんのなかで、京都のお菓子屋さんや和装小物や造形品や神社仏閣のお土産など、包装(ラッピング材料含め)をヒントにする為に、沢山購入して帰る話を聞いたことがあります。ヨーロッパの食品では、簡素なスタンプやシールや印刷が支流に根付くなか、日本の折り重ねる包装姿を観てビックリするそうです。今の時代ですと・・・過剰包装だ!って言われてしまう時もありますが、このように作業工程や様式こそ、日本が誇る感覚かもしれません。

所謂、「しつらい(SHITSURAI)」を大切にする精神、全てしつらいとして捉える文化文脈・・・

京都では分業が多いと言う事など、からくりなどをよく聞かされてきました。一人では・・、一か所では・・、完結、完成できず、数多くの手や素材や加工が結びついてこそ、美しく、愉しく、面白い形状が生れてくるようです。商品を装う外側に、内側のように手間暇をかけ・・・問い学ぶ「内外の美学」。

櫻花では、それもあり紙器を装うように紙包を施し続けております。

・・・「手触り、手仕事」「美しい分業の美」「分福の美」。これが・・・

できるのも、いつも、私達を包み込み応援してくれている「赤ママ」が居てこそ!心から感謝です。

From : Japanese Ice OUCA.

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