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2020.02.09

なぜ、濃厚なアイスなのか?

・・っと言うと、レストランなどで提供されるアイスクリームの美味しさに、近づきたい!超えたい!という一心の想いからだと思います。発想も、取り組み方も、勿論!超えなければ、専門店としての役目は?誇りは?と、自分達に問いかけつつ。

ミコボジェラートのキャラメルジェラートは、イタリアンレストランやフランスレストランのデザートで出されたとしても引けを取らない一品を求め!拵えてます。他のメニューも。

ですので、日本で言われているジェラートの概念と私達は異なる事が数多くでてきてしまいます。でも、それが私達の特徴でもあり、大切な個性だと、信じ、挑み続けてます。

ジェラートは、低脂肪?表示や分類で言うと「イタリアンジェラート=アイスミルク」にあたると言う概念が、いつしか日本では植え付けられていますが、イタリアで美味しさを求め周り続けてみると、乳脂肪の高い「ジェラート=アイスクリーム」でした。フランスのグラスのようなアメリカで言うプレミアムアイスクリームのような『コクがあり濃厚』です。

だからと言って、乳脂肪が高いだけで味の良さは計れない部分も多くありますが、純粋に、アイスクリームの原料は本来、単純で、牛乳、生クリームをたっぷり投入しなければ乳脂肪が上がりませんので、必然的に濃厚にしようと想うと高価な商品になっていきます。昔から単価が高いレストラン等で作るアイスクリームがコスト含め、贅沢に素材を使い、自由な発想で面白く、美味しく提供されているように思います。又、チョッと昔までは、多くあった植物性や似たような油脂分を入れてる所も多々ありましたが、今はほんと、減ってきたように思います。時代性か、素材なども含め、世界中で、美食、本物の美味しさが求められ、益々と美味しさが高まり、イノベーターであるレストランや日本料理などが、結果的に美味しさの先端を磨き続け、また握り続けているように思います。

専門的な私達が、もっと!もっと!本気で取り組まなければならないと、日々、工房のメンバーと鼓舞しながらアイスクリーム作りやジェラート作りに向き合ております。

私達のようなスモールバッチで取り組む意義を求めて・・・

あとは念力を鍛え?美味しくなってーと祈り続けていきます。

From : Ice cream factory. kyoto tominagacho.

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